| <緑内障> 〜40歳以上の約17人に一人は緑内障?〜 |
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● 緑内障はこんな病気 「緑内障」は中高年に多く、日本では40歳以上の約17人に1人と言われていますが、実際に治療を受けているのは約2割…。多くの人が自分が緑内障であると気付いていないことになります。「緑内障」は進行してくると、視野(ものの見える範囲)が周辺や中心からずれたところから欠けてくるのですが、視力はなかなか落ちてこないので、気付きにくいのです。 |
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● 緑内障と眼圧の関係 眼球は風船と同じように、適当な圧力を保ってふくらんでいます。この圧力を眼圧と呼んでいます。ところが、この眼圧はいつも同じ値ではなく、様々な要因に影響を受けて変化します。少し前までは、「緑内障=眼圧が高い」とされてきましたが、最近では、眼圧は一種の大切な情報と考えられるようになり、その意味(病的なものなのか、気にしないでよい範囲なのか)は、実際に眼科医に診てもらい、眼圧を含めたいろいろな検査結果を総合的に判断してもらって決める必要があります。 |
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● 緑内障のタイプ 一口に緑内障と言っても眼圧の高いものから眼圧が正常であっても緑内障になってしまうタイプ、急性のもの、慢性のもの…とさまざまです。 |
◇ 急性緑内障:
眼球内を循環して眼圧を一定に保っている房水の出口がふさがれると、眼球内部の圧力が急に上がります。このために起こるのが急性緑内障です。急に目が痛みだし、激しい頭痛や吐き気、嘔吐がおこります。そのため、脳やおなかの病気と間違えて、手当てが遅れ、失明する場合もあるので、注意が必要です。女性に多く、男性の3倍みられます。 |
◇ 慢性緑内障:
房水の出口は狭くないのに、眼圧が次第に上昇することがあります。出口にあるスポンジのような組織が目詰まりするためです。10年、20年と長い間に徐々に進行していきます。このため、書記には自覚症状がなく、視神経の障害が次第に進むと本人も気付かないうちに視野が狭くなったり、視力が落ちたりしていきます。 |
◇正常眼圧緑内障: 眼圧は正常といわれる範囲内(10〜20mmHg)にもかかわらず、眼圧の高い緑内障と同じように視神経が徐々に弱り、視野が狭くなります。原因はまだはっきりとわかっていませんが、正常眼圧緑内障の患者さんの視神経は、普通の視神経よりも眼圧による圧迫に弱いとされています。これには視神経の血液循環が悪かったり、もともと障害されやすい視神経があることなどが関係していると考えられています。また、眼圧の高い緑内障よりも、このタイプの緑内障のほうが多いことが報告されています。 |
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● 自分の目は自分で守りましょう
40歳以上の約17人に1人…。同窓会で再会した級友の一人は緑内障…と思えば、決して少なくない病気です。初期には自覚症状がほとんどなく、気付きにくい病気なのですが、早期に発見して「手遅れ」を防げば、普段どおりの生活を送れる病気です。そのために、定期的に眼科医による検査を受け、早期に発見することが一番なのです。 |
● 治療
まずは眼圧を下げること!
緑内障治療の基本は、その眼にとって、高くなってしまった眼圧を適切な程度まで下げることです。それぞれの患者さんにあった治療法を選んで治療を行いますが、多くの患者さんは慢性の緑内障ですので、最初は点眼薬で眼圧を下げる治療をします。もし、それでも、眼圧が下がらない場合は、レーザーや手術をすることもあります。診断された緑内障のタイプによっては、眼圧が高くなくても早い時期に、あるいは予防的にレーザー治療が必要なこともあります。医師から十分な説明を受けて、理解した上で手術を受ける事が大切です。治療で、眼圧がある程度下がったからといって、治療が終わったわけではありません。定期的に眼科に受診し、検査と診察を受けて、緑内障が進行していないかを確認し、必要な点眼薬をさしつづけていくことが、治療の成功、すなわち、あなたの目を失明から救う鍵となります。 |
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| <ドライアイ> |
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| ●ドライアイとは、涙が不足したり、成分が変化して質が悪くなることによって、眼の表面に障害が生じる状態をいいます。涙はまばたきによって薄い膜となり、いつも目の表面を覆って乾燥あるいはゴミや細菌などから眼を守っていますが、ドライアイになると、涙液が正常でなくなるために、眼の表面を十分に保護できなくなり、眼が乾くのです。 |
●ドライアイの症状
眼が疲れやすい、なんとなく眼に不快感がある、目が乾いた感じがする、眼が重い感じがする…などなど。軽い症状ならやがておさまることもありますが、芳情が強かったり、長引くようなら、眼の表面に傷がついていることが考えられるため、眼科を受診したほうがよいでしょう。 |
●原因は?
眼の病気やある種の薬の影響があげられますが、健康な人でも年齢と共に涙は少なくなりますし、夜間やストレスが高いときも少なくなります。一方、涙は十分にあっても、まばたきが少なかったり部屋が乾燥しているとドライアイになりやすく、また、コンタクトレンズやアレルギー性結膜炎はドライアイと深く関係しているといわれています。 |
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| <花粉症> |
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● 症状
眼の周りがかゆくなったり、まぶたがはれぼったくなり、結膜がはれます。重症になると、結膜に浮腫が生じ、外から眼が見えないくらいにはれます。 |
● どうしておこるの?
花粉症はアレルギー反応によっておこります。その主役は花粉(アレルゲン)と抗体です。ヒトは外部の異物や異常な細胞が発生したときに、体の中に抗体を作り、異物や異常を排除する免疫という機能を持っています。これが、時と場合によっては、生体にとってマイナスの働きをして病気を起こし、ヒトを苦しめます。これがアレルギーです。 |
● 治療
花粉が飛散する時期の2週間くらい前から抗アレルギー薬を点眼すると、アレルギー症状が軽減することもあります。症状がでたら、悪化しないように抗アレルギー薬、抗ヒスタミン薬、副腎皮質ステロイド剤等を、医師の指示に従って、点眼または内服します。 |
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| <白内障> |
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● 白内障とは
人の目はよくカメラに例えられますが、カメラのレンズに相当するのが水晶体です。正常な水晶体は透明で、光をよく通します。しかし、さまざまな原因で水晶体の中身のたんぱく質が変性して濁ってくることがあります。これが白内障です。水晶体が濁ると、光がうまく通過できなくなったり、光が乱反射して網膜(フィルム)に鮮明な像が結べなくなり、視力が低下します。かすんで見えたり、まぶしさ(明るいところで見にくい)、眼鏡が合わなくなる、二重三重に見えるなどの症状がでます。 |
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● 原因
最も多いのは加齢によるもので、個人差がありますが、誰でも歳をとるにつれ、水晶体は濁ってきます。最近ではアトピー性皮膚炎や糖尿病などの合併症として若い人にも増えているほか、母親の胎内で風疹に感染するなどが原因で、生まれつき白内障になっているケースや、眼のケガや薬剤の副作用によるものもあります。 |
● 治療
日常生活に支障がない程度であれば、点眼薬や内服薬により、白内障の進行を遅らせます。(進行防止の目的で、症状を改善したり、視力を回復させるものではありません。)白内障が進行して、日常生活に不自由を感じるようであれば、手術を行います。手術を考えるときは、医師とよく相談しましょう。 |
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